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クレーンに鳥の巣

300トンクレーンのブーム、下にあいた小さな穴から鳥の巣が出てきたと、オペレーターがせっせと掃除していました。
穴は小さい方が3センチ足らず、大きい方が5センチ前後だから、スズメみたいな小型の鳥のものでしょう。もちろん毎日動き回っている時には営巣なんかできません。
巣材に塗装と同じ色の塗料がついていたらしいから、塗装前か、もしかしたら製造後間もない頃のものか。ちなみに塗装は香川県、製造はドイツなので、四国からか、あるいはドイツからはるばる旅をしてきた鳥の巣です。
そんなわけで、クレーンだけど「鶴 Crane」ではなく、他の鳥の話。

野球小説

毎年この季節には、野球小説で開幕に向けて気分を盛り上げます。
 今年はメジャーのドラッグ問題に切り込んだ、これ。と、思ったけど、某紳士軍のおかげでもう影がうすい話題になっちゃった。

町を見降ろす墓地より

あばえ

朝、宇江佐真理さんの訃報を母からのメールで知らされました。

ほとんどの著作を読んできた、江戸の人情小説の名人。

函館在住の宇江佐さんの訃報に、たまたま函館にいる時に触れるという、奇縁。

ありがとうございました、宇江佐真理さん。

あなたの生み出した登場人物の数々、まるで生きた人々と袖触りあったかのように、鮮明に私たちの中で生きています。

9月11日の虹

今朝は起き抜けに札幌の大雨のニュース、こちらは相変わらずの出張先です。妻と実家の無事だけ確認してさっさと仕事へ、やや無理めの工程をこなしている真っ最中です。

今の仕事で初めて自分が小学校の体育館を施工した、北海道日本海側の小さな町。
前にもどこかで白状しましたが、子どものための施設の施工には、少しだけいつもより熱が入ってしまう、本当はプロとしてこんなことではもちろんいけないのですが、その最初の物件がこの町の小学校でした。今よりもずっと未熟で、技術も稚拙でノウハウの蓄積もない頃に建てた体育館が、それでもきれいな姿で(まあ、当たり前ですが)今でも建っています。この体育館ができてから、入学した子どもたちが、もう卒業したくらいの年月が経っているのに、さっき気がつきました。感慨深いです。

あの年、仕事の最後のまとめがなかなか進まず、本当に苦労していた時に、宿で見たニュース、13年前の9.11。

あれ以来、やっぱり世界は、ちっともよくなってなんかいないけど、自分が建ててきた、木造の学校、体育館、子ども園のたぐい、この国の子どもたちが、少しくらい楽しい時間を過ごす場所を作ってこれたのかと、ちょっとだけ自惚れたりしてはいます。

昼頃、仕事を躊躇するほどのどしゃ降りだけやり過ごして、まあそのぶん残業もしたのですが、夕方現場を見上げると向こうに虹が出ていました。

ほぼ建て終わった現場の一番高いところに上がると、港の向こう、これまた自分も少しだけ工事に行った北電泊原発が、彼方に見えます。所詮たてもの☆がかり、会社からフられた仕事なら何でも建ててご覧にいれる、自惚れも自戒も、どれも胸のうちの小さな波みたいなもんです。

宿の部屋にて

岩手県某所。

震災の年にも春から夏にかけて泊まっていた宿にいます。

あの時には日々地方新聞を読むのが、目をそらしちゃいけない思いと、それでも読めばやっぱり涙腺決壊するジレンマの中。宿のおばさんが、実は客向けにとってる地元紙を客の読んでないスキに熱心に読んでるのに気がついて、地元の方々も、やっぱり地元紙を何よりも情報源にしているのをだなと、全国紙や全国ネットのテレビがいかに当てにならないか、思い知らされたわけです。

今日、国営放送のローカルニュース枠では、震災当時津波から逃れた認知症の患者さん達が自分たちのオヤツを差し出して医師や看護師含めたみんなの飢えをしのごうとした話や、いまだに仮設住宅で暮らすじいちゃんばあちゃんたちが、仮設の片隅に設置された足湯に浸かって、そりゃあもう満面の笑みを浮かべる話題が今でも普通にオンエアされています。
多分全国ネットではやっぱり流れていないのではないのでしょうか。

脊髄反射的に涙腺決壊しそうになるのも、震災の年にこの地を目の当たりにした故だとは思ってますが、こんなふうに困難に真っ直ぐ立ち向かう人々の話題が、少なくとも福島の鼻血の問題(鼻血の件が本当に深刻な問題なのかより、私には全然面白いと思えないマンガの問題にされているのが益々不愉快なのです)、同じくらいに全国区で広められるべきだと、やっぱり思います。

何度も言ってますが、想像しがたい困難にあった東北の皆さんが、それでも前を向いてこの先の日々に立ち向かう姿から、多くのものを教えられているのは、震災にあわなかった私たちの方だと、ずっと思ってます。
視聴率だとか広告収入だとか、そんなものよりも本当に必要としている人々に必要とされている情報を届けること。やっぱり東北に来ると、いつもより益々物事を深く考えさせられる気がします。

Kさんのこと。

Kさんは会社の大先輩。震災のときに仙台にいた。1週間くらい電気もガスも通じない暮らしを、現場の発電機でしのいでようやく札幌に帰ってきたが、すぐに東北に駆り出されて、盛岡の近くの現場で、おれともふた月くらい一緒の宿で過ごしたろうか。毎日宿に届く地元紙を丹念に読んでらした。

実は実家は宮城県の沿岸近く。宮古に住む弟さんご一家はご無事だったが家を流されたそうだ。
「ご連絡されたんですか?」と尋ねたら「なんて言葉かけていいかわかんないから、電話もできない。」と言っておられた。

思い出したがこの人は若い頃は自衛官だった。そのまま建築の仕事なんかにつかなければ、震災の時にはレスキューに赴いてもっと生々しい光景を目の当たりにして、そんな中で働いたかもしれないのであった。

年に何現場かしか一緒にならないのだけど、たまたま応援に今の現場に来られた。今年は彼と3.11を迎えるわけだ。
こんな人の心の中なんて簡単に「わかる」気になんてなれないけど、おもんばかることはやめない。やめてはいけない気がするから。

グンマ県某所、実話

大雪で難儀しているグンマ県某所、今日コンビニの飲食コーナーでコーヒーを飲もうとしたら、父と同じくらいか、もう少し若い歳に見える爺さんがいたのです。

その人が話しかけてきて、足が痛く歩けないから、(同じコンビニの店内で)パンを買ってきて欲しいと、58円!見せるのですよ。雪で日配品は全くないからそれも話したしその金額では何も買えないことも話したけどきかないので、一応受けとって店内一回りして、やっぱりパンもないしその金額では買える食品はないことも話したんだけどしつこく同じことを繰り返すわけです。

他の客にも同じことをしてる。
しまいには「骨折して歩けない」まで言っていました。
最後に、多分若い女性が、アンマンか何か買ってきましたよ。当然いくらか自腹だよね、まぁ何十円だけど。

店員は困ってないのかとも思ってたら、おれがコーヒー飲み終えて店を出る頃に爺さん歩いて店の外のベンチに歩いて移動。

後を追いかけて店員「忘れものですよ」店員の手に、杖。

猫を飼うということ。




ご存じのように、猫を飼っている。
室内飼い、家からは出さずワクチンも去勢手術も済ませ、食事も人間の食べものは食べる習慣をつけないようにして、絵に描いたような猫っかわいがりっぷりなのは、妻だけではなく当の私も帰宅すれば手のひらくらいどれだけ齧られても甘やかしまくっている。

2年前の夏に他界した先代は21年生きた。
人でいえば100歳は越えていただろう。今いる猫にも少しでも長く「気持ちいい」や「あったかい」や「楽しい」や」おいしい」を経験して、生きて欲しいと、もちろん思う。

先日までいた、千葉県某所の宿にも猫がいた。
私の家の飼い方とは対照的、結構年配の雄猫だけど、外に出放題。見たところ去勢もしていない。近所の猫とケンカして傷を負って帰って来たりもする。
ケガして帰ってきた猫に、宿の女将さんは優しく話しかけ、キャットフードだけでなく刺身などふるまう。

多分、猫の飼い方の教科書があれば、わが家の姿勢の方が間違いなく、「正解」である。
マメに獣医に連れて行き、猫に向いた食事だけを与え、去勢してヒトの住居も傷めず外に出さなければ、飼い主に望まれなかったり、飼い主にそもそも巡り会えなかったりして、場合によっては無慈悲に「処分」される子猫も生まれてはこない。もちろん野良猫が増えなければヒトの環境に余計な波も立たない。

ただ、猫はどうしたいだろう?
などと問うまでもなく、猫の本能にしてみれば他の猫と争ってでも子孫を残したいだろうし、そもそも人間の都合なんて理解もしないだろう。
一方、犬もそうだが、猫も人間の生活環境のごく近い場所で生きる生活を長い年月続けてきた生き物で、人間のいない環境ではもう今のありようでは生存が難しいであろうことも想像に難くない。

さかりのつく前に去勢手術をした我が家の猫は、もちろん子孫をもうけたいなどという衝動すら知らず、日々飼い主に遊んでもらい食事と暖かい居場所を用意されれば満足のはずで、それも生き物のありようとしては、イビツながらも多分「あり」なのだろうと、こんな風に考えるのもやはり、人間の勝手なのではあろう。
何より犬でも猫でもハムスターでもフクロウでも、飼って気持ちよくさせていただいているのは当の私らニンゲンの方なのであるという、業の深さは忘れずにいたいものである。
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