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通りすぎてきた顔たち

仙台市内の震災改修工事サーキットはひとまず終了。岩手県花巻市の宿に自社の職人たちと合流、とりあえず普通の新築工事の現場。
正直、自分の中で、ちょっとひと山越えた感。

宿からはまた、東北道を通勤。車窓から見える当たり前の田畑の景色が、瓦礫や車、船や倒木で満ちた田んぼばかり見てきた身には涙が出そうなくらい美しく見える。
もちろんこのあたりだって無傷だったわけではない。あるいは沿岸部に友人や親族がいらしたかもしれない。
それでも春の訪れに植えられた新緑の苗たちの優しい緑が黒い土をうっすらと覆い始めている、その営為を思うと、神々しさすらおぼえずにおれない。

仙台市内で見た人々の顔。
まだ街灯も灯っていない頃、夕闇の街角で数人であちこちからかき集めてきたコーヒーや缶詰、卵などを売っていた若者たち。
天井や壁の破損したまま営業するスーパーやホームセンターの賑わい。
今月の余震で本棚も傾いた書店、おそらく商品の整理にきた女性が店の鍵が開くのを待つ間、ヘルメットにエプロンという姿でしゃがみ込んで持参したポットからお茶を飲む印象的な姿。
どれも疲労と、それでも強い意志の垣間見える、これまで見たこともない表情ばかりだった。

ちなみに福島の原発から仙台までは100km足らず。今いる花巻でも200kmちょっと。
東京までが230kmほどらしいが、まぁ風向きだとか一概に言えないのも承知だ。
東京よりずっと福島に近いところで、ずっとリアルに生きていくための努力が行われている。そこんとこだけ、ちょっとくらいは覚えておいてくれよな。

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