帰った?
んで、本当に帰った?
現場のある町から車で30分ばかり、母の実家は当時の国鉄の駅から背後の丘を登る中腹にあったと記憶していた。
駅の跡地がどうなっているかも見当つかないし、雨の夜だ、もちろん土地勘なんてない。
それでも市街地の中心部を目指せばなんとなくわかるかもくらいの気持ち、わからなければさっさと戻ってくるつもりだった。
商店街の先にバスターミナル。
このあたりが駅だったとすると、当時は線路を越える歩道橋があり、その先を登っていく道が…。
まぁ今は線路もないから歩道橋もない。
車が普通のアスファルト路面と違う振動を伝えたのは、線路のなごりか?
神社。
嗚呼そうだ、神社があった。駅のほとんど真後ろ。
だとすれば少し戻ったこのあたりを登っていく道、登ったつきあたりに、そうだ、幼稚園。
幼い記憶が次々によみがえる軽いフラッシュバックだが、やはり子供の記憶、スケールが違う。この坂はこんなに緩やかでこんなに短かったんだ。
かつての実家のすぐそばで一人暮らす叔母も突然の訪問を驚いていた。
とにかく生まれた土地だから、「帰った」のだろうとは思う。
で、多分明後日には、用足し含めて7時間ばかりかけて妻の待つ家に「帰る」予定なんだが、その翌日には蝦夷地の逆のはずれまで走る運命ときた。
いつまでたっても「ここじゃないどこかへ向かう道の上」
「Hobo's Lullaby」だか「500Miles」だか、とにかくおぶらでぃ・おぶらだ らいふ ごーず おん だぜ。
あーそういえばH.I.S. の500Miles、あれもたまらんかったなぁ。
現場のある町から車で30分ばかり、母の実家は当時の国鉄の駅から背後の丘を登る中腹にあったと記憶していた。
駅の跡地がどうなっているかも見当つかないし、雨の夜だ、もちろん土地勘なんてない。
それでも市街地の中心部を目指せばなんとなくわかるかもくらいの気持ち、わからなければさっさと戻ってくるつもりだった。
商店街の先にバスターミナル。
このあたりが駅だったとすると、当時は線路を越える歩道橋があり、その先を登っていく道が…。
まぁ今は線路もないから歩道橋もない。
車が普通のアスファルト路面と違う振動を伝えたのは、線路のなごりか?
神社。
嗚呼そうだ、神社があった。駅のほとんど真後ろ。
だとすれば少し戻ったこのあたりを登っていく道、登ったつきあたりに、そうだ、幼稚園。
幼い記憶が次々によみがえる軽いフラッシュバックだが、やはり子供の記憶、スケールが違う。この坂はこんなに緩やかでこんなに短かったんだ。
かつての実家のすぐそばで一人暮らす叔母も突然の訪問を驚いていた。
とにかく生まれた土地だから、「帰った」のだろうとは思う。
で、多分明後日には、用足し含めて7時間ばかりかけて妻の待つ家に「帰る」予定なんだが、その翌日には蝦夷地の逆のはずれまで走る運命ときた。
いつまでたっても「ここじゃないどこかへ向かう道の上」
「Hobo's Lullaby」だか「500Miles」だか、とにかくおぶらでぃ・おぶらだ らいふ ごーず おん だぜ。
あーそういえばH.I.S. の500Miles、あれもたまらんかったなぁ。