1. 無料アクセス解析

花くらい、買えるだろ。

数日前に、妹一家の猫が息をひきとった。
17歳。
年老いて、目も見えなくなり、最後の3週間ばかりは、固形物を一切食べなくなり、水か薄めたミルクくらい。
何度か抱いて、スポイトでミルクや水をやった仲である。

もう、体重も支えられない脚で、どこかへゆこうと踏ん張らないでもいいのだ。
ゆっくり休め。

泣きじゃくる甥っ子たちに、生前の写真を引き伸ばして、追い打ちをかける意地悪な叔父さんである。。
わざわざ額装して、各々の部屋に飾ったらしい。
ちゃんといっぱい思い出してやれ。


なにげに過去への遡行が続く。

ヴォネガットの「猫のゆりかご」「ガラパゴスの箱船」
キンセラの「ダンス・ミー・アウトサイド」
新しい本もたまっているのだが、20代30代では読み取れなかったことなんぞも、当然出てくるもんで、こんな読書が止まらない。

当時、図書館で借りたり、読後古本屋に売ってしまったりして、今手元にない本でも、読み返したいものがいくつか。
今読んで面白いのかどうかも、わからないのだが、何ごとかを確認したい気分らしい。
こんな本に限って、とっくに絶版だったりする。

なにがしか引っかかった本は、買っておくにかぎるな。
売るのは自分の葬式代の足しにしてもらうときでいい。

comment

Secre

子供の頃に体験した死は、親族のものも、飼っていた生き物のも
忘れがたく心に残っています。
結びつきが深ければ深いほど、悲しみも強く大きく影を落とすけれど
体験してきてよかったと、今は思います。

そんなさまざまな出会いや喪失とのおつきあいの蓄積が
読書をより深いものにしてくれているように思います。

思えば、幼い時分の喪失感も、この年になってみて
新たに「読み返し」たりしますものね。

カート・ヴォネガット、亡くなりましたね。
僕も猫2匹と同居しているのですが
いつか別離が来るのは避けられない事なので
後悔しない様にこころがけて暮らしています。
不完全な人間なので、いつでもそれが
上手く出来る訳ではないのですが。
猫だけじゃなくて人に対しても、
そうありたいものです。

>ありばさま
その時そのときの経験の積み重ねやら気持ちのありようやらの中で、過去を「読み返す」,そんなことを苦にせずできる歳のとり方をできて、しみじみよかったと思っとります。
ふぉっふぉっふぉっ。

>yuu@さま
「完全な人間」なんぞ、いるわけでもなし。
自分の出来そこなった部分をなんとかしようと四苦八苦しながら、人やら世界やら猫どもやらに揉まれて日々を送るのを、自分でもおもしろがれる、そんな歳のとり方をできて、しみじみよかったと思っとります。
ふぉっふぉっふぉっ。
百眼読書録
Twitter on FC2
カレンダー(月別)
05≪│2017/06│≫07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
月別アーカイブ
ユーザータグ

MUSIC  とりぱん 東北 PHOTO 木建工事 IRISH エマーソン北村 松竹谷清 三度のメシ PC KelticCowboys スワローズ TO 日ハム 新庄 BASEBALL COMIC Hometown 野鳥 東北のこと 秋田にて Baseball RSR Twitter WRITE アイリッシュ CATS 

カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
QRコード
QRコード
最近の記事
PHOTO and TEXT by

■眼谷猪三郎■


メールはこちら

■眼谷猪三郎■ 「まなこだにいさぶろう」

リンク
ブログ内検索
RSSフィード