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羽島 中観音堂

20070121171617
名鉄を乗り継いで、かなりいい加減に「多分この辺だべ」と目星をつけた駅で降りる。

実は地図上で把握していない。

web上で見つけた「新幹線岐阜羽島から東に2kmくらい」という一文だけが頼り。

あとは適当に徘徊して、地元の方に尋ねようというハラである。

駅からあてずっぽうにしばらく歩いた後、通りすがりの方に尋ねると、奇跡的に目的地「中観音堂」に向かっていた。円空さんのお導きである。
さらに歩くこと20分ばかりで到着。

ここには本尊の 十一面観音他やはり10体あまり、またしてもひとつひとつ、じっくり会話したくなるものばかり。

間近で見られる。
貴重な体験である。

堂守のご老人が併設された「円空資料館」の案内をしてくださる。
「うちは本物はただで見られるんだけど、こっちのレプリカは300円いただいててね」と、お安いものである。
これだけの体験の代価だ。

すく脇には「円空上人産湯の井戸」なる言い伝えの井戸。

本当にここいらでお生まれになったのかどうかはわからないし、それは現代のわしらのファンタジーでもかまわないと思う。

結果的にお墓から産湯の土地まで、短いが中身の濃い旅をさせていただいた。

先週の円空館で展示された仏像や神像とじっくり語り合う時間もぜいたくだったが、こうして当たり前に、人の生活のそばでお堂や寺におられるのを直に見られたのもありがたい経験である。

出会った貌(かお)たち。美しいものも異形のものたちも、湛えていた笑みは円空さんに与えられた新しい命の歓喜か。
多分これから先も、わしらより遥かに長生きされるであろう円空仏の皆さん、わしらの子どもらの世代にも、その先の連中にも、どうか優しい気持ちをわけてやってくだせえ。

comment

Secre

円空仏はきっと、観賞する仏さんじゃなくて、
仏さんと親しくなるための仏さんなんでしょうね。

いつか、円空さんに出会う旅をしてみたいです。

>ARRIBAさま
円空仏の中には、子どもが川遊びの「浮き」に使っていたものもあるといいます。
老若男女問わず仲良くしてくれるありがたい仏さまです。

関東圏にも結構あるようですから、日帰りでも見に行けると思いますよ。

子供の遊びにも使われたとは、道祖神のようですね。
道祖神巡りが好きで、時々していますが、中には子供たちが縄をつけて
引き回していたものもあります。
左義長などの祭があると、毎年火にくべられたりと
なかなか手荒な扱いを受ける神様です。

人の暮らしの中に密着した神仏には、大らかな魅力があり
どうしようもなく偏愛してしまいますです。

>「毎年火にくべられたり」
中沢新一のインディアンの贈与に関する祝祭の話しを彷彿とさせますなぁ。

この国に限らず、昔は神々は人の身近におられたのだろうと思います。
この国は結構最近までそんな神々の多様性や身近さを保っておったんだがなぁ。
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