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Whiskey in the jar

酒の味を覚えたのは、凡庸に高校時代です。
少しだけ凡庸ではなかったのは、当時、いきがってウィスキーなんか飲み始める友人達のほとんどが「サントリーホワイト」を気どって飲んでる最中に、最近また話題になっているらしい「ヒゲのウヰスキー誕生す」という文庫本と出会ってしまったことです。

竹鶴政孝と、妻リタの物語にすっかり魅了されて、親に隠れて自室の机に忍ばせる酒は「BLACK-50」か、こづかいが足りないときには当時やはりニッカで販売していたギルビージンでした。ホワイトなんか飲んでる同級生達を、こっそり酒のことがわかっていないコドモ扱いしていましたが、当の本人ももちろんウィスキーの味なんかわかっちゃいませんでしたが、そんなわけでそれ以来35年来の「自称ニッカ党員」です。

まぁ、当時、ハタから見れば高校生なのがバレバレの仲間どうしで、ススキノなんかに飲みに行けば、高校生のおこづかいでも飲めるような安い店で、やっぱり一番安い「ホワイト」をボトルで入れて飲むわけですが、店の裏を覗けば、メニューにも載っていないもっと安い「レッド」の空き瓶が積んであったりする。「ホワイト」の瓶に「レッド」を入れて飲まされていたわけです。

もう少しだけオトナになって、ようやく酒のおいしさがわかり出した頃には、同じくニッカの2級の「ノースランド」なんていう確か当時1000円くらいだったウィスキー、これも安くておいしかった。

そのうちに洋酒が安くなって、バーボンにはまる。この辺も凡庸なもんです。20代の後半のある時期は、一人暮らしの部屋にワイルドターキーの空き瓶を何本も並べていました。何かを呪うように飲んでいました。職場で午後4時くらいに「あー早く酒飲みてー」と、思ったときに「あ、このままいくと『アル中』ってやつになるんだな」と、思いましたよ。まぁ、それできっぱりやめたりはしなかったけど、アル中にもどうやらならなかった。

そのあたりのどこかで、ジャック・ヒギンズの小説にほとんど欠かさず登場するアイリッシュ・ウィスキーと、多分出会ったんだと思います。ブッシュミルズもずいぶん飲みました。いまだにアイリッシュ・ミュージックにどっぷりハマっているのは一部の方々のご存知の通りですが、ギネスとか、ブッシュミルズとか、どうしてアイルランドがこんなに自分にすんなりくるのか、まー全然わかりません。あはは。

あとはアイラ島のシングルモルト、ボウモアやラフロイグ、やっぱり、クセのあるウィスキーにいってしまう。この辺はもしかしたら、というより、間違いなく「ヒゲのウヰスキー」の竹鶴政孝の刷り込みです。テレビドラマでも「スモーキーフレーバー」にこだわる「マッサン」が描かれていましたが、ニッカウィスキーの歴史のなかで「余市」「ピート」というキーワードは強く印象づけられて、「ピュアモルト」は発売されて以来大ファンです。

日本酒のおいしいのも好きで、この時期には「鍋と熱燗」なんかもたまらなく魅力です。
焼酎もまともに好きです。芋焼酎が流行ったときにたまたま鹿児島に行く機会があり、暑い時にこそお湯割りがすっきりして美味い、というのも、多分彼の地で味あわなければわからない経験もしました。
50年も生きてきて、そんなわけでそのうち30数年は酒を飲んできたわけですから、他にもずいぶんいろんな酒のおいしさを、さまざまな機会に教えられてきました。

でも、1日のおわり、こんな時間に眠りにつく前に、今日のよかったこともイヤだったことも、全部流し込んで明日に向かっていく時間、やっぱり1年の330夜くらいはウィスキーを飲んでいます、もちろん、今夜も。

ドイツのアイリッシュバンド、というややこしいカテゴリーのSantianoのいかした演奏と。

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