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ストーンズ強化月間、その後

「本当に好きな曲であればAMラジオの雑音だらけの音質でも十分気持ちよく聞ける。」
と言ったのは、TVドラマの音声を生業にしている友人、いわば「聞くことのプロ」である。
札幌市ドームの決して快適とは言えない音響環境で、ましてや自分自身も絶えず絶叫しながら、彼らの演奏を見ていて、それでもここしばらく体験していなかった熱心さで、おれは彼らの演奏を聴こうとしていたのだと思う。

ノイズがなく、クリアな聞こえ味が当然になる一方で、CDを含めてデジタルメディアの情報量の貧しさが指摘され、それはフィルムカメラとデジカメの関係にも似たようなものを見いだせるのけれども、ほんの10年20年前、おれたちは銀塩フィルムのオリジナルプリントをそんなにしょっちゅう見る機会があったわけでもないし、ビニール盤のレコードでさえ、今のCDと比べれば割高で、多くの情報はやはり印刷メディアやラジオに頼っていたはずなのだ。

例えば平面に描かれた牛の絵を見て、実物の牛に思いいたったり、ましてや肉汁したたる骨付きカルビを想起したりできるのは、ホモサピエンスの大脳にだけ与えられた詩的な能力らしいが、クリアな、明瞭な情報にばかり触れているうちに、そんな能力も退化し始めてはいないか?

ひとつ自信持って言えるのは、この歳までまぁ確かに豊かとは言えないが積み重ねてきた音楽体験がなければ、やはりあんなにストーンズに興奮はできなかったってこと。こればかりは20代の自分には無理だったろうね。

ここまでかっこよく決めてきたが、考えたら「20年前」にはもうビニール盤よりもCDの方がすっかり主流でしたな。
今、一気に爺になった気分。

theme : 洋楽
genre : 音楽

「システムの復元」?

丸一日たったが、まだのどが痛い。
いや、もちろんそれ以上にあの至福のロックンロール体験から、ノーマルな日常に帰りきれていないのだな、これは。
日本のロックファンの皆さん、黒人音楽好きの皆さん、この「まともな」世界に帰ってこられなくなる呪縛、これが皆さんご存じの「MOJO」というやつです。


もちろんガソリンスタンドとはなんの関係もないと思うが(「JOMO」ね)、ガソリンスタンドを「GS」なんて言うところを見るとあながち全く無関係でもないのかなぁ。と、いつもの逸脱。


とにかくストーンズはデビュー当時「悪魔の音楽」などとさんざん言われたくらいだから、そんなものに免疫もないままナマで触れてしまうと当然強力な「MOJO」の呪縛にかかり、簡単には退屈な日常生活に帰れない。

今回ストーンズを初体験してしまった皆さんも、初めてではなかった皆さんも、これからさいたまや名古屋に行かれる皆さんも、ミックやキースに連れて行かれた遠い遠い世界から、無事にいつもの日常生活に変える方法に困ったら、ひとつ、いい方法があります。

このブログのストーンズカテゴリーを逆にたどるのである。
この一月のおれの音楽体験(もちろんそのごく一部だが)を逆に追体験すれば、間違いなく元の世界に、しかもこの一月の経験を損なわずに戻ることができる。

もちろんGROOVERSや松竹谷キヨシを聞いた結果、ストーンズとはまた違った別の世界から帰られなくなっても当局は一切関知しない。

ここまで書いたが、嗚呼、やっぱりまだおれは壊れたままなのだな、はははははは。

theme : LIVE、イベント
genre : 音楽

もちろん今日は声、出ません。

素直にまず、「サイコーでした」

最初の3曲は実はおれの希望通りだった。
JJ Flash
It’s Only Rock And Roll
Let’s Spend The Night Together
オリジナルに近い、コーラスの入ったアレンジ。もうこの辺で泣き、笑い、絶叫。感情全開、いや全壊。

Oh No Not You Again

Angie
はちょっと意外だったかな。どうせならAs Tears Go Byを聞きたかったが。

Rain Fall Down
Bitch
Midnight Rambler
すばらしかった。

Tumblin’ Dice
This Place Is Empty
Happy
Miss You

B STAGE、近い。たまらん。
Rough Justice
Start Me Up
Honky Tonk Woman

Sympathy For The Devil
これも期待していなかったので狂喜。だけどここまでに絶叫しすぎて裏声なんてもちろん無理、ごめんミック。

Paint It Black
Brown Sugar
Can’t Always Get What You Want
Satisfaction


もちろんまっすぐ帰るなんてできずに、バイーアで朝までストーンズ大会。いったい何時間ストーンズを聞いていたんだろう?

theme : 洋楽
genre : 音楽

「この一瞬に光るために、全ての闇に悶えてきた」by GROOVERS♪

ちょっと早いがフライング気味に家を出てしまった。
煙草が切れたんで。

90年の東京ドームで買ったSTEEL WHEELSのTシャツは、何日か前から引っぱり出してあったけど結局着なかった。

デジタルオーディオでFLASH POINTを聞きかけたんだけど、気が変わって。
GROOVERS、松竹谷キヨシ、賢ちゃん、いやいやストーンズがいなかったら大なり小なり違った生き方をしてしまったはずの、この星のあまたのミュージシャンたち。なんだか網野史観の職人たちの血脈の、世界規模のミュージシャン版みたいな妄想をしてしまう。

この星もまだまだ捨てたもんじゃないぜ。

theme : 洋楽
genre : 音楽

「遠足の、朝」

昨夜から天気が崩れた札幌、自室で彼らが千歳空港に着いたニュースを見ていたら雷が鳴り出した。

「早くもJAMPIN' JACK FLASHが始まっているのか」

勤め先には「16年ぶりの友人がフランスから『おれに会いに』来てる」と言いました。(まぁ例によって嘘ですが。)

16年前の20代の若造だった頃の自分と、全然違う興奮をおぼえている今の自分がなんだか不思議だったりもするが、それなりにそんなモンなんだろうと思ったりもする。
ロックンロールバンドが40年以上にわたって世界に鳴り響き続けたことなど、人類史上なかったことなのだから、これは結構歴史的な体験なのだな。

気持ちはぢゅーぶん「嵐の前の静けさ」状態。
つーかぶっ壊れる予感満載ですな。ははは。

theme : LIVE、イベント
genre : 音楽

ストーンズ強化月間 札幌ドーム公演まであと5日

ボブ・マーリイの「No Woman No Cry」を「女もいなけりゃ涙も出ない」と名訳した友人がいた。
当時のおれの愚訳は、今回もきっとサビで絶叫しながら泣いてしまうであろう
「You Can't Always Get What You Want」
「欲しい夕刊がいつでも手に入るとは限らない」


1990年のストーンズの初来日、あの時にはただ夢中で、まして10数年もたってしまった今、あの時の記憶はSTEELWHEELSのツアーライブ「FLASHPOINT」の演奏と重なってしまっているのが正直なところなんだけど、あらためて聞き直しても「こんなに動き回れるミックがヤクなんぞ喰ってるはずがない」と「皇居の回りをジョギングしていた説」に一票入れただとか、「女声コーラス隊がほんっっっとにかっこよかった」だとかの記憶は、どうにかボケアタマにもよみがえってくる

ん~だが調子に乗って聞いてたらすでにただでさえ残り少ない「平常心」がどんどん枯渇してしまい、やはりストーンズのことなどまともな記事を書けるはずがないのである。


ちなみに最近タワレコに行くたびに、アタマの中をこんなフレーズが駆けめぐる。
「NO MUSIC NO RICE」
「音楽じゃあメシは食えない」ん?

ストーンズ強化月間④

昼頃を目指して近代美術館。先日の浮世絵にもう一度。もたもたしてい
るうちに最終日。やはり少し混んでいる。

10年ほど前に事故って鼻の下をふた針縫って以来伸ばしていた髭を、最近試しに剃って見たら見た目の「坊様度」が急上昇してしまい、こうして浮世絵なぞ熱心に眺めている姿はどう見てもスケベ坊主だなどとこっそり思いつつ、今回はのんびり鑑賞させていただく。(どうせ「スケベ」は当たってらぁ。)

連動の企画らしい駅前のデパートでの北斎と広重展が、もう始まっている。こっちも近いうちに行くつもりだが、美術館の売店まで英泉や国芳よりそっちの関連商品の方が多いのは納得いかないど。

美術館を出てそばの喫茶店、「満席か?」
ひと組の客が隣の空いてるボックスの椅子にまで自分のカバンを置いていらっしゃりやがった。
ずっと前に何かで「カバンは床に置くのが正しいマナー」とか読んだ記憶とか、書店で立ち読みするのに自分のカバンを売り物の本の上に置いて平気な大人っているよなとかいろいろ思いつつ、にこやかにすごむ。なにせ坊様だ。


今日は「ニクを食う」と決めていたので、ステーキ定食とエビスのハーフ&ハーフ。(だから坊様?)

タワレコ。今朝突然気になったTHE CORRS。

■ LIVE IN DUBLIN 

ゲストにBONOとRON WOODというお得な1枚。
「SUMMER WINE」や「RUBY TUESDAY」なんぞもやっていて、なかなかおっさん泣かせの選曲である。

さらになんと。

なにげにクラッシックの棚を探したら廃盤だと思ってあきらめていたバーンスタイン、クレーメル、マイスキーの

■ Brahms: Double Concerto

これがなんと交響曲他5CDSETでEU盤であるではないか!
即買い。
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期待していなかっためっけもんにすっかり満足して帰宅したが、新しいコーヒーカップを買おうと思っていたのをすっかり忘れていた。

もちろんそんなわけで、今夜も微妙にニアミスしつつ、やっぱりストーンズにはたどり着けないのであった。

ストーンズ強化月間③

アイリッシュの大御所チーフテンズのアルバム「THE LONG BLACK VEIL」
でミックジャガーはタイトル曲を歌ってるんだけど、この曲、おれみたいにTHE BANDの「~BIG PINK」で知った人が多いんでないかとは思う。
どうやら実際にあったある事件をモチーフにした曲だとは、最近ディランの自伝で読んで知ったのだが、そのディランの「LIKE A ROLLIG STONE」を、これまたストーンズがカバーしたSTRIPPED。こっちは発売前に結構ラジオで流れて、初めに聞いた時にはもちろん驚いた。

もちろんディランの曲ってずいぶんカバーされてるし、この曲自体ロックの歴史の上でも十分名曲だけど、ストーンズがカバーするなんて、意外だったもの。
まぁ…ディランが「JAMPIN' JACK FLASH」をカバーしたら多分もっとおったまがるだろうがね♪

ただ実はこの曲関しては、THE GROOVERSの「VERY BEST OF ~」のアンコールで収録されているカバーの方が好きだったりはする。

THE GROOVERSは問答無用でもうあと200倍くらいは評価されていいバンドだと、おれは独断していて、これほどのバンドを正しく評価できないこの国の「ロックファン」の皆さんにたいする悪口雑言が本当ならここで山のように出てくるところだが、大人のたしなみとして自粛しておく。

そんなわけで今夜も残念ながら、ストーンズにはまともにはたどりつけないのであった。060307_2255~0002.jpg

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