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この世界の片隅でロックンロールがはじまる、という話

エマーソン北村「ロックンロールのはじまりは」に織り込まれた本人によるエッセイを読んだ時に、次のくだりでぼくは、年末に見た映画「この世界の片隅で」で描かれた人々を、主人公の「すずさん」だけではなく北条家やご近所や浦野家の人々のことも、もう一度映画館でスクリーンの前で経験しているかのように、まさに「腑に落ちた」ような気がした。と、早いうちに何処かに書いておかねばと思ったのですよ。 
 「ここに書いてきた人達に共通するものは、ある『透明な心』だと、僕は思う。それは静かな心ではない。それは不屈の心でもない。彼らの多くは現世的な悩みをかかえ、欲もあり、ずるく、要するにごく普通の人達だった。(中略)おそらくそれは彼らが、ものごとに翻弄されながらも、意思を持ってそれを受け止め、少しの悲しさと共に、その本質を感じ取ることのできる心の持ち主だったからではないだろうか。」
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帰路

八戸フェリーターミナルで、仲間を見つけた青鬼くん。そんなわけで帰りますよ、ほかいどーに。

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その八戸フェリーターミナルで、何やら怪しいヤツを見つけた青鬼くん。卑屈な上目遣いが、怪しいヤツだ。

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便乗商品を見つけた青鬼くん。一人前に商標登録までしているぞ。

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もちろんもうとっくに中身はカラなのだけど、何やら愛着が湧いてしまったので船に乗せてもらえることになった青鬼くん。誇らしげである。

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洋上にて、物思いに耽る青鬼くん。
空き缶は海に捨てたらダメだぞ。

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二等船室でゴロ寝する青鬼くん。
決して単なる放置空き缶ではありません。

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我が家に着いた青鬼くん。いささか疲れたぞ。

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岩手県沿岸某所 小中一貫校

8ヶ月を超える工事の記録に。

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休日の山歩き

標高610メートルほどの山へ。

途中に本宮のある権現様の奥の院、2頭の獅子頭の権現様。

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山頂からは水平線が円弧を描きそうな勢いの眺め。

iPhoneのレンズだからさすがにそこまで広角には撮れないけどね。

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5年目の花見

雨のあがった夕方、軽い散歩を。
宿のすぐ上は中学校のグランドです。
昼間の風雨で少し散ってしまったけど、まだ満開。

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確か中学校の校長先生が、グランドまで逃げてきた方を助けられなかったと書いておられたから、この桜たちもあるいは津波をかぶったのかもしれません。
もっと低い場所の、明らかに津波をかぶったはずの桜たちも、見事に咲いています。

ちょっと不思議になって調べたら、あの年塩害で早々に葉を落として秋に狂い咲いた桜が多く見られたようです。桜が自分たちで何かを浄化したようで、なんだか感慨深い話です。

グランドの上の中学校は、校舎のすぐ横に数棟の仮設住宅が今も併設されています。

そのすぐそばにお地蔵様。
カラフルなお花とビールやお茶がお供えされていました。

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LEUCHTTURM 1917



今年3月頃から使いだした、手帳というか雑記帳のようなノート。3冊目です。

念のために「モレスキン」ではありません。

むしろ「モレスキン」を使わないためにこのノートを見つけた、まあ、いつもの天邪鬼。

Sledgehammer

もういい加減バレバレですが、今滞在している町の地名からふと興味をだいて、私の仕事でも日々欠かせない、いわゆるハンマー「鎚」とか「槌」とか呼ばれるもののことを、ちょっと調べてみました。

この形状の道具は、私達人類の最古の道具のひとつで、つまり私達の祖先が「ヒト」になった重要な要件の多分ひとつなのです。
大工さんたちはよく、釘を打つこの道具を「ゲンノウ」と呼びます。「玄能」と書かれることが多いですが、本来は「玄翁」だそうです。

これは中国の妖怪「金毛九尾の狐」がこの国に来て「玉藻前」という妖女に化けてその「玉藻前」が陰陽師に追われて「殺生石」という妖気を出す石になった折に、「玄翁和尚」という僧が、大きな鎚でそれを叩き壊して成敗したことからきているという、もう「トンカチ」が霊的な力を持った呪具になるという、壮大なお話。

ひとつ間違えると、妖怪も成敗してしまいかねないのですから、釘ひとつといえどおろそかには打てません。

猫とマスカラス

さて、先月は連休明け全く休みなしで、仙台で数日、G阜県某所で残りの日々、ひたすら無理めの工程を叩くという久しぶりの毎日パワープレイ続きみたいなひと月でした。



ようやく昨日、G阜県某所の現場を全て終え、今日は休み。そこで昨夜疲れた老骨に鞭打ってひと頑張り、ここまで来たらできれば顔を出したいN古屋市のとある店まで、足を延ばして来ました。

もう8年前になる、やはり仕事でこの辺りをウロウロしていた時に出会った、とてもイカしたセンスの店主がやっている、ギネスの美味い店です。



近くに来てることは知らせていたけど、伺えるとも伝えず、いきなり行って驚かせてやりました。



8年前にも大好きだった、常連のとても愉快な画家の方とも再会でき、(彼の方は私のことを多分覚えてやしないでしょう。「こんなとこで会うなんて奇遇だねえ」なんて言われましたが、ここでしかお会いしてないって。笑っ。)



白崎映美 東北の女神にして女妖

活動休止中の上々颱風のツインボーカルの1人、白崎映美の声が、初めて聞いた時以来気持ちよくて大好きなのです。

MCの庄内弁も、今では方言丸出しくらいかっこわるいことでもなんでもなくなった(まぁ、これも東北を舞台にした『あまちゃん』の功績が大なわけですが。)けど、バブル真っ盛りの頃、こんな潔くてしかもやっぱりかっこいーしかも美人は見当たらなかったわけですよ。

「美人」と書いてしまいましたけど、この基準て、西欧人っぽさというか要するに欧米の芸能人を基準にした評価、だと思うのですが、欧米人っぽい日本人ってわかりやすく言うと縄文系の顔立ちですよね。まさにある意味東北の顔立ちです。まつろわぬ民の血筋。

そんな彼女が今回の震災のあと、どんな歌を歌うのか、とても気になっていましたし、ソウル•フラワー•ユニオンの「満月の夕」みたいな被災者の方々の心を震わせてくれる歌が生まれるのではないかと、期待を寄せてもいました。

ただ、簡単なことでもないと、やはり思いもします。被害の甚大さゆえに文学も他の様々な表現手段も、この震災以降のこの国で、本当に人々の心の源深くに触れられる「ことば」を見つけるのに、真剣に悩み、まさに表現する自分自身がどのような者であるのかを根源から突きつけられ問われているのを感じます。

それでも白崎映美に期待を寄せている、寄せずにいられないのは何故なのか、「あーそうだったのか」とストンと納得できたのは、彼女自身が酒田の大火災で被災して、仮設住宅での暮らしも経験していたということを知った時でした。

「私も酒田大火で家が焼けて、周囲のみんなが日常に戻ってるのに、私は被災した状況から逃げられなかった、それが悔しかった。それが何十年経っても記憶に残ってるんですよ」



昨年発表されたCDを、とても気になっていながら、なかなか買うにいたらないままで、それでもYouTubeなんかの動画はせっせとチェックしていて、「彼女は歌だけではなく、踊りもいでたちも全てひっくるめて東北の異形の女神たらんとしているのに違いない」と、確信していました。



自らを神に仮託して、祝福の舞と歌を捧げる、これはまさに芸能の根源そのものです。今読んでる真っ最中の折口信夫が書いていますから間違いない。(軽く逸脱)いや、冗談ではなく、このバンドはたぶんメンバー全員が、本気でそんな芸能の根源的な呪力を体現しようとしていると、思えてなりません。


連休明けの仕事は仙台、朝フェリーで仙台港着、そのまま現場に入って夕方まで仕事して、辿り着いた宿が仙台駅の近くで、何度か来ていて土地勘もあることだしと、夕食後、駅前の商業施設のCDショップへ、(行く前にwebサイトでしっかり在庫は確認したのですが)

「まづろわぬ民」白崎映美&とうほぐまつりオールスターズ
ちゃっかり東北到着の日に購入です。
(またしても東北にカネを落としてしまった。←だから、小さいって。)

彼女だけではなく、バンドのメンバー全員が確信犯的に様々な異形の神や妖(あやかし)になりきって、全力で東北を言祝いでいる優しさと力強さ。

「人は、喜びを噴火させに産まれた火山なのだ」(ますむらひろし)こんな言葉を、書かせちゃう力が、間違いなく満ち溢れた祝福でいっぱいの音たち、東北に住むみなさんはもちろんのこと、東北と、なんらかの形で袖触り合ってしまった全てのひとに、聞いて欲しい怪作にして快作であると、断言。

それにしても「仙台のとーちゃん」こと梅津和時の、歌の下手くそさは、ほとんどサックス同様天才的としか言い様がない。是非ご一聴を。

ロバート・メイプルソープ

ロバート・メイプルソープの命日です。
中野区の4畳半ひと間のアパートの、半分を暗室にして残りの2畳で寝起きしていた頃に、彼の訃報を何処かで読みました。

写真にたずさわってしまった者として、忘れてはならない人だと、今でも思っています。


百眼読書録
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